フランク【César Auguste Franck】
[1822〜1890]フランスの作曲家・オルガン奏者。バッハなどのドイツ音楽の手法を受け継ぎ、晩年独自の形式を確立。作品に、オルガン曲、バイオリンソナタのほか「交響曲ニ短調」など。
ベッカリーア【Cesare Bonesana Beccaria】
[1738〜1794]イタリアの法学者。啓蒙思想の影響を受けて、罪刑法定主義・死刑廃止・拷問禁止などを主張。近代刑法学の先駆者とされる。著「犯罪と刑罰」。
ボルジア【Cesare Borgia】
[1475〜1507]イタリア‐ルネサンス時代の専制君主。枢機卿からロマーニャ公となり、権謀術数をもって支配領域を拡大したが、父教皇の死とともに失脚。マキャベリの「君主論」に叙述される。
ロンブローゾ【Cesare Lombroso】
[1836〜1906]イタリアの精神医学者。犯罪者は生来的素質によると主張。犯罪人類学を創始した。著「犯罪人論」など。