アブー‐バクル【Abū Bakr】
[573ころ〜634]イスラム教の初代正統カリフ。在位632〜634。預言者ムハンマド没後の教団分裂の危機を乗り切り、のちの発展の基礎をつくった。
ガザーリー【Abū Hāmid al-Ghazālī】
[1058〜1111]イスラム聖法学者・神学者・神秘思想家。ラテン語名アルガゼル。哲学を批判して正統神学を擁護し、他方ではそれを神秘主義と結合してイスラム教の再興を図った。ガッザーリー。
ラーズィ【Abū Bakr Muhammad ibn ZaKarīyā al-Rāzī】
[841ころ〜926]イスラムの医者・化学者。イラン生まれ。宗教を学問研究の敵と公言。医学全書「集説」を著した。ラテン語名ラーゼス(Rhazes)。