ウィーラント【Heinrich Otto Wieland】
[1877〜1957]ドイツの有機化学者。胆汁酸の構造を研究。また、生体内の化学反応における脱水素反応説を提唱し、酸化説をとる、ワールブルクとの論争が有名。1927年、ノーベル化学賞受賞。
カメルリン‐オンネス【Heike Kamerlingh Onnes】
[1853〜1926]オランダの物理学者。ヘリウムの液化に成功、超伝導を発見し、低温物理学を開拓。1913年ノーベル物理学賞受賞。カマリング=オネス。
クラプロート【Heinrich Julius Klaproth】
[1783〜1835]ドイツの東洋学者。シベリア・蒙古など各地を調査し、日本語・モンゴル語など東洋諸語の研究や書籍の収集を行った。著「アジア博言集」など。
シュタイン【Heinrich Friedrich Karl, Reichsfreiherr vom und zum Stein】
[1757〜1831]プロイセンの政治家。ナポレオン支配の時代に農奴制廃止・国民皆兵制・行財政改革に尽力し、ドイツ近代化の基礎をつくった。
ハイネ【Heinrich Heine】
[1797〜1856]ドイツの詩人・批評家。ドイツの反動的政策を痛烈に批判し、フランスの七月革命を契機に、1831年パリに亡命。愛と革命の詩人とよばれる。詩集「歌の本」「ロマンツェーロ」、長詩「...
ハインリヒ【Heinrich】
(1世)[876〜936]中世ドイツ、ザクセン朝初代の国王。在位919〜936。オットー1世の父。マジャール人の侵入を退け、東方のドイツ化、キリスト教化に努めた。 (4世)[1050〜110...
ヘルツ【Heinrich Rudolf Hertz】
[1857〜1894]ドイツの物理学者。電磁波の存在を実験で確認し、マクスウェルの電磁波理論を証明した。運動体の力学研究でも有名。著「力学原理」など。
ベル【Heinrich Böll】
[1917〜1985]ドイツの小説家。第二次大戦後、ドイツの戦後文学の指導的作家となった。反ファシズム・反軍国主義を表明。1972年ノーベル文学賞受賞。作「列車は定時に発車した」「アダムよ、おま...
リッケルト【Heinrich Rickert】
[1863〜1936]ドイツの哲学者。西南ドイツ学派の代表者の一人で、先験的観念論を徹底化した。文化科学と自然科学との方法論の違いを解明し、個性記述の学としての歴史科学の独自な方法論を展開した。...
レンツ【Heinrich Friedrich Emil Lenz】
[1804〜1865]ロシアの物理学者。電磁気を研究し、レンツの法則を発見。