ラ‐サール【Jean-Baptiste de La Salle】
[1651〜1719]フランスの司祭・教育者。1681年、世界最初の教員養成機関であるキリスト教学校修士会(ラサール会)を創立。近代学校教育の先駆者とされる。
ラシーヌ【Jean Racine】
[1639〜1699]フランスの劇作家。三一致(さんいっち)の法則に立つ厳格な構成、洗練された韻文、巧みな心理分析などによって、フランス古典悲劇を完成した。作「アンドロマック」「ブリタニキュス」...
ラ‐フォンテーヌ【Jean de La Fontaine】
[1621〜1695]フランスの詩人。イソップの寓話などをもとに、巧みな韻文で書いた「寓話集」は寓話文学の傑作として有名。ほかに長編詩「アドニス」など。
ラ‐ブリュイエール【Jean de La Bruyère】
[1645〜1696]フランスのモラリスト。代表作「人さまざま」で当時の風俗や人物を鋭く描写・批判した。
ラマルク【Jean-Baptiste de Monet Lamarck】
[1744〜1829]フランスの博物学者。無脊椎動物を研究して分類を体系づけ、「無脊椎動物の体系」「動物哲学」などを著して自然発生的進化論に言及。
ラモー【Jean-Philippe Rameau】
[1683〜1764]フランスの作曲家・音楽理論家。フランスの宮廷オペラを発展させ、また、「和声論」などを著して近代和声学の基礎を築いた。作品に「クラブサン曲集」など。
ランボー【Jean-Nicolas Arthur Rimbaud】
[1854〜1891]フランスの詩人。ベルレーヌ・マラルメと並ぶ象徴派の代表的詩人。早熟な天才で、詩作は15歳からの数年間だけだったが、近代詩に大きな影響を与えた。作「酔いどれ船」「地獄の季節」...
リオタール【Jean-François Lyotard】
[1924〜1998]フランスの哲学者。ポスト構造主義の思想家の一人。急進的なマルクス主義者としてアルジェリアで活動、パリ五月革命にも参加した。主体や進歩主義という近代の理念を「大きな物語」とし...
リュリ【Jean-Baptiste Lully】
[1632〜1687]フランスの作曲家。イタリア生まれ。ルイ14世の宮廷楽団総監督。台本作家キノーとともにバレエやオペラを多数上演し、フランスバロック歌劇を確立した。作「町人貴族」「テセウス」など。
ルイス【Jerry Lee Lewis】
[1935〜2022]米国の歌手・ピアニスト。立ったままピアノを激しく弾き、歌うスタイルが人気を博し、ロックンロールの先駆者として活躍。代表曲は「火の玉ロック」など。ジェリー=リー=ルイス。