アイヒマン【Karl Adolf Eichmann】
[1906〜1962]ドイツのナチス親衛隊中佐。第二次大戦中のユダヤ人大量虐殺の責任者。大戦後アルゼンチンへ逃亡したが、イスラエル秘密警察に誘拐・逮捕され、エルサレムで裁判ののち処刑された。
ウィットフォーゲル【Karl August Wittfogel】
[1896〜1988]米国の経済史家。ドイツの生まれ。1934年、米国に亡命。東洋社会、特に中国農業社会を研究。著「解体過程にある中国の経済と社会」など。
カウツキー【Karl Johann Kautsky】
[1854〜1938]ドイツの社会主義者。社会民主党の「エルフルト綱領」を起草。マルクス主義理論を受け継いで修正主義者を批判したが、第一次大戦参戦支持などで徐々に中間派に移行し、ロシア革命に際し...
カサンドロス【Kassandros】
[前358ころ〜前297]マケドニアの王。アンティパトロスの子。アレクサンドロス大王死後、その一族を殺して王となり、マケドニアとギリシャの大半を領土とした。
かしょうまとう【迦葉摩騰】
《(梵)Kāśyapamātaṅga》インドの仏僧。竺法蘭(じくほうらん)とともに、中国に初めて仏教をもたらし、67年、洛陽の白馬寺に住し、四十二章経を訳したと伝えられる。生没年未詳。
カズオ‐イシグロ【Kazuo Ishiguro】
[1954〜 ]英国の小説家。長崎の生まれ。1960年渡英、後に帰化。「日の名残り」でブッカー賞を受賞。2017年、ノーベル文学賞受賞。他に「浮世の画家」「充たされざる者」「わたしを離さないで」...
カズ・ヒロ【Kazu Hiro】
⇒辻一弘
カニシカ【Kaniṣka】
2世紀ころの古代インドのクシャン朝の国王。王朝の最盛期を現出した。仏教を保護し、首都プルシャブラに寺院を建立、また仏典結集(けつじゅう)を行った。カニュシカ。迦膩色迦。
カメハメハ【Kamehameha】
ハワイの王朝。1795年、カメハメハ1世により成立、1810年にハワイ諸島を統一。カメハメハ3世の時代には立憲王国となるが、外国勢力の進出により次第に衰退、1872年カメハメハ5世の死により断...
カリマコス【Kallimachos】
[前310ころ〜?]古代ギリシャの詩人。アレクサンドリアの図書館の司書として、「大目録」120巻を作成。詩論家としても活躍し、作「アイティア」などの断片が残っている。