共通語/標準語 の解説 - 小学館 類語例解辞典

共通語/標準語 の共通する意味

全国どこででも通用する言語。

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共通語/標準語 の使い分け

「標準語」が、規範的であると認められたものであるのに対し、「共通語」は、通用する、あるいはしているものであって、必ずしも規範的なものとは限らない。[英]the standard language
「標準語」は、規範ないし理想としての言語であるから、現実にだれかが話しているというよりは、使用者の意識の中にあるものである。「東京では標準語が話されている」という場合の「標準語」とは、東京では規範としての日本語が話されているはずだという、話者の判断を投影した意味になっている。
「共通語」は、「十八世紀にはフランス語がヨーロッパの共通語であった」というように、一国内に限らず、異言語を使う人々の間で伝達のために使われる言語の意味でも用いられる。[英]a common language

共通語/標準語 の関連語

国際語
異なる国家・民族間で共通語として用いられる言語。現代では、商業関係などで英語が国際語として使われている。また、人工言語のエスペラントも国際語ということがある。

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