あくまで の類語・言い換え
ブックマークへ登録あくまで/頑として の共通する意味
あくまで/頑として の使い分け
- 1
- 「あくまで」は、「あくまでも」の形でも使われる。「あくまで(も)」は、自分の主張を貫徹する強い意志を表わす。したがって、初志を曲げずある目的に向かって突き進む行為と結びつく。また、「一日はだれにとっても二十四時間で、あくまでも平等なものだ」というように、どんなに否定しようがやはりの意で用いられることもあり、この用法も話者の主張の強さを表わすものと考えられる。
- 2
- 「頑として」は、周囲がどんなに反対しようが、当人が全然決意を曲げない、あるいは態度を変えないという状態を強調する語。はたから見て頑固なまでに、という意味合いが含まれ、あまり良い意味で使われないことが多い。また、通常「頑として…ない」の形で使われるため、「彼は頑として初志を貫くつもりだ」のような言い方は不自然である。
あくまで/頑として の類語対比表
主張を…変えない | 私は…抵抗するつもりだ | 彼は皆の意見に…耳を傾けようとしない | |
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あくまで | ○ | ○ | - |
頑として | ○ | - | ○ |
カテゴリ
#人間の性質#意志