出典:gooニュース
洋上風車部材を日本初輸送へ、内航モジュール船の特徴
商船三井はグループ会社を通じ、日本初となる内航モジュール船(イメージ)による洋上風車基礎部材輸送についてJFEエンジニアリング(東京都千代田区)と海上運送契約を結んだ。同船は欧州市場で実績のある最新デザインをベースに設計されており、平坦な甲板が特徴。風車部材を船尾・船側方向から直接積み込める。同船は中国の泰州三福重工集団と建造契約を結び、2026年春の完成を予定する。
容量10倍の1万㎥級を想定、大型内航アンモニア輸送船導入目指す
商船三井内航(東京都港区、小林洋社長)は、旭タンカー(同千代田区)、イコーズ(山口県周南市)と共同で、大型内航アンモニア輸送船のコンセプトスタディーを開始する。このほど3社で合意した。既存船の10倍となる容量1万立方メートル級の船舶を想定し、2028―29年ごろの導入を目指す。アンモニアは脱炭素燃料として期待され、国内各地へ運ぶ内航輸送の需要増加も見込まれている。
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