出典:gooニュース
補助金再開の司法命令従わず=三権分立の弱体化懸念―米政権
この間、政権幹部からは裁判所の権威を否定するような発言も飛び出し、三権分立や法の支配の弱体化が懸念されている。 政府支出の大幅削減を目指すトランプ政権は1月、「官僚機構の膨大な浪費に目を向ける」(トランプ大統領)ことを理由に、補助金や融資など政府資金の拠出凍結を各機関に指示。支援団体などから大きな反発を受けた上、裁判所の差し止め命令も出たため、わずか2日で凍結撤回を表明した。
バンス氏の司法批判に波紋 三権分立否定と反発
三権分立の否定とも受け取れる内容に「専制だ」と反発の声が上がっている。 AP通信によると、政府効率化省を率いる実業家マスク氏が9日、判事の判断を受け「腐敗した裁判官が汚職を守ろうとしている。今すぐ弾劾すべきだ!」とXで主張。バンス氏も呼応し、数時間後に投稿した。バンス氏はエール大法科大学院出身の弁護士でもある。
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