1 奥深い道徳や真理などを感じ悟ること。「自然の摂理を―する」
2 信心が神仏に通じて、宿願がかなえられること。
3 思いがけなく手に入れること。
「為朝鵜丸の剣を―し給ひし事」〈読・弓張月・残〉
出典:青空文庫
・・・者の偉大なる力を深く感得した。その時の私の心持は『罪と罰』を措い・・・ 内田魯庵「二葉亭余談」
・・・食物とは今のこの時の感得中にあるべきなり。あえて望むはその感得の・・・ 国木田独歩「小春」
・・・望を以て武術の妙訣を感得仕るよう不断精進の所存に御座候えば、・・・ 太宰治「花吹雪」