出典:gooニュース
拉致被害者の早期救出を 地村さん、首相に要望書を渡す
首相は、今月歴訪した欧米五カ国の首脳と拉致問題解決に向けた連携を確認したと説明した。 地村さんは面会後、帰国から二十年以上経過しても進展がない現状を「心痛く感じている」と記者団に強調。「首相にはもう一歩前に出て取り組んでほしい」と求めた。面会には松野博一官房長官兼拉致問題担当相や、小浜市の松崎晃治市長ら「北朝鮮に拉致された日本人を救う福井の会」メンバーが同席した。
岸田首相と面会した拉致被害者・地村保志さん「日朝首脳会談実現し、一人でも多くの帰国を」
北朝鮮による拉致被害者の地村保志さん(67)が24日、首相官邸を訪れ、岸田首相と面会した。 地村さんは、岸田首相に「日朝首脳会談を実現し、一人でも多くの生存者が帰国できるよう、努力していただきたい」と要望し、拉致問題の解決を求める署名簿を手渡した。
岸田首相 拉致被害者の地村保志さんと面会「政府として最重要課題」
首相は面会冒頭、救う会顧問の松崎晃治・福井県小浜市長から早期の日朝首脳会談実現や全ての拉致被害者の帰国を求める要望書を受け取った。その上で、今月訪問した米国など5カ国と拉致問題対応で連携を確認したことなどを説明。「引き続き日朝平壌宣言に基づき拉致、核、ミサイルの諸懸案の解決を迫り、国交正常化に向けて努力する」と述べた。
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