然るに（さるに）とは？意味・読み方・使い方

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意味
例文
慣用句
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さる‐に【^▽然るに】
の解説

［接］

１そうこうしていると。すると。
1. 「—、十二月 (しはす) ばかりに、とみのこととて御文 (ふみ) あり」〈伊勢・八四〉

２しかるに。ところが。
1. 「土石草木も霊なきはあらずと聞く。—玉川の流れには毒あり」〈読・雨月・仏法僧〉

出典：デジタル大辞泉（小学館）

然るにの例文(30)

出典：青空文庫

･･･かったのに違いない。然るに半三郎の馬の脚は徳勝門外の馬市の斃馬につ･･･芥川竜之介「馬の脚」
･･･ど死を覚悟していた。然るにどこからか黒犬が一匹、一行のさまよってい･･･芥川竜之介「白」
･･･隆殿とは許婚に有之候然るに御身は殊の外彼の人を忌嫌い候様子、拙者の･･･泉鏡花「琵琶伝」

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