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辞書
「われならで—・くな朝顔の夕影またぬ花にはありとも」〈伊勢・三七〉
1 下紐が解ける。相手に思われていると、下紐が自然に解けると信じられていた。
「我妹子 (わぎもこ) し我を偲ふらし草枕旅のまろ寝に—・けぬ」〈万・三一四五〉
2 《結ばれていたものが解ける意から》花が開く。
「花ははや—・けてから衣たつたの山に匂ふ春風」〈続千載・雑上〉
出典:デジタル大辞泉(小学館)
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