山彦（やまびこ）とは？意味・読み方・使い方

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やま‐びこ【山^×彦】
の解説

１山の谷などで起こる声や音の反響。もと、山の神が声音をまねるのだと信じられていた。こだま。

２山の神。山霊。

類語

こだま(こだま)

出典：デジタル大辞泉（小学館）

山彦の例文(5)

出典：青空文庫

･･･波紋は渚を打てり。山彦はかすかに応えせり。翁は久しくこの応えをき･･･国木田独歩「源おじ」
･･･起伏するのを受けて、山彦の答えるように、かすかな、セロのような音･･･寺田寅彦「秋の歌」
･･･門の寺に逢著す蓬かな山彦の南はいづち春の暮月に対す君に投･･･正岡子規「俳人蕪村」

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