出典:gooニュース
「法治国家なら帰島実現を」 硫黄島の元島民団体が国に要望書
太平洋戦争末期の激戦地、硫黄島(東京都小笠原村)で日米両軍の戦闘が始まってから80年となる19日、元島民らで構成する硫黄島帰島促進協議会が国土交通省に帰島と居住を求める要望書を提出した。同省は帰島を禁じる根拠法がないことを明らかにした。同会は「根拠がないことが分かったのは大きな成果。法治国家ならば帰島を実現してほしい」と強調した。
硫黄島元住民「段階的帰島を」=戦争で強制疎開、国に要望書
太平洋戦争の激戦地だった東京・小笠原諸島の硫黄島の元島民らで構成する「硫黄島帰島促進協議会」は19日、段階的な帰島を求める要望書を国土交通省に提出した。提出後、同協議会は記者会見し、「故郷に80年以上帰れないのは異常だ」と訴えた。 硫黄島では太平洋戦争末期の1945年、日米で激しい戦闘が繰り広げられ、その前年に北硫黄島を含む島民計約1200人が本土へ強制疎開させられた。
硫黄島の元島民ら、帰島の要望書を国交相に提出…再び暮らすため社会基盤の整備求める
太平洋戦争の激戦地・硫黄島(東京都小笠原村)の元島民らでつくる「硫黄島帰島促進協議会」は19日、元島民の帰島を求める要望書を中野国土交通相宛てに提出した。 要望書では、故郷で再び暮らせるように社会基盤や交通手段の整備を進めることを求めた。
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