出典:gooニュース
浪江町の特定帰還居住区域、除染作業始まる 農地の除草など
環境省は20日、帰還困難区域内で「特定帰還居住区域」に認定された福島県浪江町で除染作業を始めた。同区域の除染は昨年12月に始まった大熊町、双葉町に続くもので、除染対象は帰還を希望する住民の住宅や生活道など限定的。2029年末までの帰還を希望する住民向けに行う。 この日は浪江町の山間部の羽附(はつけ)地区で、農地の除草や表土の削り取りなどを行った。
除染作業始まる 福島県浪江町の特定帰還居住区域
環境省は20日、東京電力福島第1原発事故に伴う帰還困難区域のうち、福島県浪江町の特定帰還居住区域の除染作業を開始し、報道陣に現場を公開した。改正福島復興再生特別措置法に基づき創設された同区域で除染が始まるのは大熊、双葉両町に続き3例目。 今回の除染範囲は町内の特定帰還居住区域約710ヘクタールのうち52・6ヘクタール。家屋など71件も解体する。来年3月までに完了させる予定。
浪江町の特定帰還居住区域で除染 大熊、双葉に続く県内3例目
復興拠点と同じく除染などには国費が投入される。 浪江町では、津島や大堀など12地区の一部の除染や家屋解体の他、道路や上下水道などのインフラ復旧を行う。
もっと調べる