出典:gooニュース
IMF・世銀トップ、気候変動対策でトランプ氏との協力表明
トランプ氏は大統領就任後、世界的な気候変動対策における米国の役割を後退させると予想され、米国を最大の出資国とするIMFと世銀がこの問題で途上国向けの金融支援に動きにくくなるのではないかとの懸念が浮上している。しかしゲオルギエワ氏は、IMFが第1次トランプ政権と力を合わせてきた点を指摘し、今回もそれを再現できるとの期待を示した。
アジアの経済成長率は4.6% IMF、24年予測を上方修正
国際通貨基金(IMF)は1日発表したアジア太平洋地域の経済見通しで、2024年の経済成長率を4.6%と予測した。4月公表の予想から0.1ポイント上方修正した。IT製品の需要が急増し、域内全体で輸出が持ち直した。中国は0.2ポイント改善して4.8%となったが、不動産市場の調整が民間需要の重しとなった。 インドと韓国も0.2ポイント上振れし、それぞれ7.0%と2.5%だった。
低成長、巨額債務の危険 世界経済にIMF専務理事
【ワシントン共同】国際通貨基金(IMF)のゲオルギエワ専務理事は24日の記者会見で、世界経済に関し「低成長で巨額債務の道に陥る危険にさらされている」と警鐘を鳴らした。 専務理事は、世界経済はインフレが抑制されてきており「驚くほど好調に推移している」と現状を分析。一方で、5年後の成長率は減速が見込まれ「ここ数十年で最も低い中期見通しだ」と説明。
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