えき【益】
1 役に立つこと。ためになること。「世の中に—をもたらす活動」⇔害。 2 利益。もうけ。「多くの—をもたらす」
えき【益】
[音]エキ(漢) ヤク(呉) [訓]ます ますます [学習漢字]5年 〈エキ〉 1 ます。ふやす。「増益」 2 役に立つ。役に立つこと。「益鳥・益友/公益・広益・国益・受益・裨益(ひえき)・便...
えき‐きん【益金】
1 もうけた金。利益。⇔損金。 2 法人税法上の用語で、資本などの取引によるものを除いた法人の資産の増加をきたす収益。法人税の課税所得の基礎となる。⇔損金。
えきけんじっくん【益軒十訓】
貝原益軒著の教訓書から主なもの10種を集成したもの。50巻。西田敬止編。明治26年(1893)刊。
えき‐しゃ【益者】
交際して自分の利益になる人。益友。⇔損者。
えき【益】
1〔役立つこと〕benefit; good他人を益することを考えなさいThink how you can be of use to others.そんな益のない争いはやめなさいStop that...
えききん【益金】
〔利益〕profits(▼通例複数形);〔売り上げ金〕proceedsチャリティー公演の益金the proceeds from a charity performance
えきぜい【益税】
ekizei, part of the consumption tax (legally) retained by business operators (resulting in their economic profit)[意味]税制上の事情により、消費者が支払った消費税が一部事業者の手元に(合法的に)残る現象。
えきちゅう【益虫】
a useful [beneficial] insect
えきちょう【益鳥】
a beneficial bird
ますかわ‐としひで【益川敏英】
[1940〜2021]物理学者。愛知の生まれ。昭和48年(1973)、小林誠と共同で「小林益川理論」を発表。基本粒子クオークが6種類以上存在すれば、宇宙の成り立ちにかかわる「CP対称性の破れ」の...
ますだ‐たかし【益田孝】
[1848〜1938]実業家。新潟の生まれ。号、鈍翁。大蔵省造幣権頭を経て三井物産に転じ、三井財閥発展の基礎を築いた。美術品の収集家としても知られる。
ますだ‐ときさだ【益田時貞】
⇒天草四郎(あまくさしろう)
やくしん【益信】
[827〜906]平安前期の真言宗の僧。備後(びんご)の人。奈良大安寺で出家して密教や法相(ほっそう)宗を学び、東寺長者・東大寺別当となった。宇多天皇出家の際の戒師で、円城寺の開山。その法流は寛...