ぞく‐うけ【俗受け】例文一覧 2件

  1. ・・・次々とオリジナル・シナリオを書いたのをはじめ、芝居の脚本も頼まれれば書いて自分で演出し、ラジオの放送劇も二つ三つ書きだしているうちに、その方でのベテランになってしまい、戦争中便乗したわけでもなく、また俗受けをねらう流行作家になったわけでもな・・・<織田作之助「鬼」青空文庫>
  2. ・・・殊にその豪傑志士を気取る処は俗受けのする処であってその実その紀行の大欠点である。某の東北徒歩旅行は始めよりこの徒歩旅行と両々相対して載せられた者であったが、その文章は全く幼稚で別に評するほどのものではなかった。独り楽天の文は既に老熟の境に達・・・<正岡子規「徒歩旅行を読む」青空文庫>