ち‐じょう‐い〔‐ジヤウ‐〕【知情意】例文一覧 2件

  1. ・・・もっとも心理学者のやる事は心の作用を分解して抽象してしまう弊がある。知情意は当を得た分類かも知れぬが、三つの作用が各独立して、他と交渉なく働いているものではありません。心の作用はどんなに立入って細かい点に至っても、これを全体として見るとやは・・・<夏目漱石「文芸の哲学的基礎」青空文庫>
  2. ・・・そこには、その時分まだ批判精神は理知的・論理的・意志的なものであり、芸術性は感情的・感性的なものであるというような昔風な知情意の区分が、統一された人間精神の発動の各面という理解にまで高められていなかったことも現れているのである。 プロレ・・・<宮本百合子「文学精神と批判精神」青空文庫>