つき‐ばん【月番】例文一覧 2件

  1. ・・・ 酒井忠実は月番老中大久保加賀守忠真と三奉行とに届済の上で、二月二十六日附を以て、宇平、りよ、九郎右衛門の三人に宛てた、大目附連署の証文を渡して、敵討を許した。「早々本意を達し可立帰、若又敵人死候はば、慥なる証拠を以可申立」と云う沙・・・<森鴎外「護持院原の敵討」青空文庫>
  2. ・・・じいさんは親切な、物わかりのいい人で、子供の話をまじめに聞いて、月番の西奉行所のある所を、丁寧に教えてくれた。当時の町奉行は、東が稲垣淡路守種信で、西が佐佐又四郎成意である。そして十一月には西の佐佐が月番に当たっていたのである。 じいさ・・・<森鴎外「最後の一句」青空文庫>