にゅう‐ざん〔ニフ‐〕【入山】例文一覧 2件

  1. ・・・客のなかには文学青年の入山もいる。なかなかの美青年で、やはり幾子に通っているらしい。いわば二人は心ひそかに張り合っているのだ。そしてお互い自分の方に分があると思っているのだ。 幾子は誰からも眼をつけられていた。そしてそんな女らしく、とく・・・<織田作之助「四月馬鹿」青空文庫>
  2. ・・・ ゴーリキーの小説『母』の中の母親や、拙作『布施太子の入山』の中の太子の母などは、この種の道と法とに高められ、照らされた、母性愛を描いたものである。 私は数年前、『女性美の諸段階について』というエッセイを書いたことがあった。その中で・・・<倉田百三「女性の諸問題」青空文庫>