のう‐しょう〔ナウシヤウ〕【脳症】例文一覧 1件

  1. ・・・ この弟は、大正九年の大暴風の日に発病してチフスから脳症になって命をおとした。この弟の生命が一刻一刻消えてゆく過程を私は息もつけないおどろきと畏れとで凝視した。その見はった眼の中で、彼に対するひごろの思いもうち忘れ、臨終記として「一つの・・・<宮本百合子「青春」青空文庫>