ばけ【化け】 の意味

  1. 化けること。化けたようす。「化けの皮」
  1. 化け物。お化け。
    • 「むじな、猫又など、月に一度ずつ会合して―の云ひ合はせあり」〈黄・親敵討腹鞁〉
  1. だますこと。あざむくこと。
    • 「またすぐ―を言ふわいの」〈難波鉦・一〉
  • 名詞
  • ばけ【化け】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・そこで彼等はまず神田の裏町に仮の宿を定めてから甚太夫は怪しい謡を唱って合力を請う浪人になり、求馬は小間物の箱を背負って町家を廻る商人に化け、喜三郎は旗本能勢惣右衛門へ年期切りの草履取りにはいった。

      芥川竜之介「或敵打の話」

    • ・・・さらにまた伝うる所によれば、悪魔はその時大歓喜のあまり、大きい書物に化けながら、夜中刑場に飛んでいたと云う。

      芥川竜之介「おぎん」

    • ・・・博士に化けた Mephistopheles は或大学の講壇に批評学の講義をしていた。

      芥川竜之介「侏儒の言葉」