ふく・す【復す】 の意味

  1. [動サ五]ふく(復)する」(サ変)の五段化。「列車のダイヤはまだ正常に―・さない」
  1. [動サ変]ふく(復)する」の文語形。
  • ふく・す【復す】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・ お雪の病気を復すにも怪しいものを退治るにも、耆婆扁鵲に及ばず、宮本武蔵、岩見重太郎にも及ばず、ただ篠田の心一つであると悟りましたので、まだ、二日三日も居て介抱もしてやりたかったのではありますけれども、小宮山は自分の力では及ばない事を知・・・

      泉鏡花「湯女の魂」

    • ・・・和女はよも忘れはせまい、和女には実の親、おれには実の夫のあの民部の刀禰がこたび二の君の軍に加わッて、あッぱれ世を元弘の昔に復す忠義の中に入ろうとて、世良田の刀禰もろとも門出した時、おれは、こや忍藻、おれは何して何言うたぞ。

      山田美妙「武蔵野」