復する（ふくする）とは？意味・読み方・使い方

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ふく・する【復する】
の解説

［動サ変］［文］ふく・す［サ変］

１もとどおりになる。もとに戻る。また、もとどおりにする。「体調は正常に—・した」「価格を旧に—・する」

２むくいる。仕返しをする。
1. 「亡君の讐 (あだ) を—・して」〈芥川・或日の大石内蔵助〉

３繰り返す。反復する。また、復習する。
1. 「胸のうちに、言はんと思ふ理屈を何べんも—・してゐるうち」〈洒・四十八手〉

出典：デジタル大辞泉（小学館）

復するの例文(8)

出典：青空文庫

･･･訳読した漢文を原形に復するので、ノーミステーキの者が褒詞を得る。闘･･･幸田露伴「学生時代」
･･･時だけようやく正常に復するのであろうが、現在の場合はそれほどのこと･･･寺田寅彦「コーヒー哲学序説」
･･･変わったように常態に復する。　このような変化がどうして起こるかはわ･･･寺田寅彦「春六題」

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