出典:gooニュース
衆院3補選、28日投開票 「保守王国」で与野党総力戦 政権命運を握る、島根1区
島根は1996年の小選挙区制導入以降、2021年衆院選まで全国で唯一、県内全小選挙区の議席を自民が独占した「保守王国」。3補選で自民は東京15区、長崎3区での候補を立てず、島根1区は岸田政権の命運を懸けた戦いとして全国から注目を集めている。 自民の錦織候補は連立政権を組む公明のほか、約160団体から推薦を得た。
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島根県は衆院小選挙区導入後、全選挙区で自民の議席独占が続く保守王国だ。しかし、今回は派閥パーティー収入不記載事件を受け、支持団体の動きが鈍く、県連関係者は「回っても反応が悪い」と肩を落とす。平成31年の県知事選の対応で自民内の足並みが乱れたしこりも残り、「政権の危機なのに地元がまとまっていない」(党幹部)との事情もある。
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1996年の小選挙区制導入以降、自民党が一度も議席を落としていない“保守王国”。自民党は3つの補選のうち、2つの選挙区で候補者擁立を断念し、“不戦敗”に。そのため、事実上の3戦全敗を避けたい与党にとって、島根1区が最後の砦(とりで)となっている。1週間後の投開票に向け、与党の大物議員が続々と候補者の応援に入っていた。
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