新(あら)たなる月(つき)
新(あら)たに沐(もく)する者(もの)は必(かなら)ず冠(かんむり)を弾(はじ)く
蟻(あり)が鯛(たい)なら芋虫(いもむし)ゃ鯨(くじら)
蟻(あり)が十(とお)なら芋虫(いもむし)ゃ二十(はたち)
有(あ)りき
蟻(あり)の穴(あな)から堤(つつみ)も崩(くず)れる
蟻(あり)の甘(あま)きにつくが如(ごと)し
蟻(あり)の一穴(いっけつ)天下(てんか)の破(やぶ)れ
蟻(あり)の思(おも)いも天(てん)に届(とど)く
蟻(あり)の思(おも)いも天(てん)に登(のぼ)る
蟻(あり)の熊野(くまの)参(まい)り
蟻(あり)の這(は)い出(で)る隙(すき)もない
有(あ)るが中(なか)に
有(あ)るが儘(まま)
有(あ)る時(とき)払(ばら)いの催促(さいそく)なし
有(あ)るにも有(あ)ら◦ず
アルファにしてオメガ
有(あ)るわ有(あ)るわ
吾(あれ)かにもあら◦ず
吾(あれ)にも非(あら)◦ず
彼(あれ)や此(こ)れや
合(あ)わせ物(もの)は離(はな)れ物(もの)
合(あ)わせる顔(かお)が無(な)・い
慌(あわ)てる乞食(こじき)は貰(もら)いが少(すく)ない
鮑(あわび)の片思(かたおも)い
哀(あわ)れを止(とど)・める
泡(あわ)を食(く)・う
泡(あわ)を吹(ふ)か・す
暗影(あんえい)を投(とう)・ずる
安価(あんか)な政府(せいふ)
鮟鱇(あんこう)の餌(え)待(ま)ち
暗礁(あんしょう)に乗(の)り上(あ)・げる
鞍上(あんじょう)人(ひと)無(な)く鞍下(あんか)馬(うま)無(な)し
案(あん)ずるより産(う)むが易(やす)し
アンテナを立(た)・てる
アンテナを張(は)・る
案(あん)に落(お)・つ
案(あん)に相違(そうい)・する
案(あん)に違(たが)・う
案(あん)の如(ごと)く
帷幄(いあく)に参(さん)・ずる
威(い)ありて猛(たけ)からず
言(い)い得(え)て妙(みょう)
異域(いいき)の鬼(おに)となる
好(い)い子(こ)にな・る
好(い)い線(せん)を行(い)・く
意(い)到(いた)りて筆(ふで)随(したが)う
好(い)い目(め)が◦出(で)る
言(い)う口(くち)の下(した)から
言(い)う事(こと)無(な)し