あくりょう【悪霊】
《原題、(ロシア)Besï》ドストエフスキーの長編小説。1870〜1872年に発表。無神論的革命思想に憑(つ)かれた人々の破滅を描く。
いしき‐いっぱん【意識一般】
《(ドイツ)Bewußtsein überhaupt》カント哲学で、あらゆる経験に先立ち、それらの経験を可能にする、認識の究極的根拠としての自己意識。先験的統覚。純粋統覚。
いしきさんぎょうろん【意識産業論】
《原題、(ドイツ)Bewußtseins-Industrie》ドイツの詩人・評論家、エンツェンスベルガーの評論集。1962年刊行。
イスラムさいほう【イスラム再訪】
《原題Beyond Belief: Islamic Excursions Among the Converted Peoples》インド系英国人作家、ナイポールのノンフィクション。1998年刊。...
ウィーン‐もん【ウィーン門】
《Bécsi kapu》ハンガリーの首都ブダペストにある石造の城門。ブダ城がある王宮の丘の北側に位置する。1936年、オスマン帝国からの解放250年を記念して建造された。広場の周囲にはルーテル派...
ウッセイ【Bernardo Alberto Houssay】
⇒ウーサイ
うつくしきおんなにわし【美しき女庭師】
《原題、(イタリア)Bella giardiniera》ラファエロの絵画。板に油彩。縦122センチ、横80センチ。牧歌的な風景を背景に、聖母マリアと幼児イエス、洗礼者ヨハネが三角形の構図で描かれ...
ウーサイ【Bernardo Alberto Houssay】
[1887〜1971]アルゼンチンの生理学者。脳下垂体前葉ホルモンと糖代謝について研究。1947年、ノーベル生理学医学賞を受賞。ウッセイ。ウサイ。
ガリアせんき【ガリア戦記】
《原題、(ラテン)Bellum Gallicum》歴史書。カエサル著。前58〜前52年のガリア征服戦の経過を詳述。当時のガリアとゲルマニアを知る上の貴重な資料。全8巻で、最後の1巻は部下のヒルテ...
キッド【Benjamin Kidd】
[1858〜1916]英国の社会学者。ダーウィニズムを人間社会に適用し、また、社会に統合をもたらすものとして宗教の役割を重視した。著「社会進化論」「西洋文明の諸原理」など。