あつ‐もの【羹】
《「熱物(あつもの)」の意》魚・鳥の肉や野菜を入れた熱い吸い物。
あつ‐もの【厚物】
花びらがまり状に厚く盛り上がって咲く菊。厚物咲き。
あつものざき【厚物咲】
中山義秀の短編小説。昭和13年(1938)発表。同年、第7回芥川賞受賞。題名の厚物咲は、分厚く花弁の多い鑑賞菊のこと。
羹(あつもの)に懲(こ)りて膾(なます)を吹(ふ)く
《「楚辞」九章から》羹(あつもの)(熱い吸い物)を飲んでやけどをしたのにこりて、冷たいなますも吹いてさますという意。前の失敗にこりて必要以上の用心をすることのたとえ。 [補説]「熱い物に懲りて膾...
あつ‐もり【熱盛(り)】
「熱盛り蕎麦(そば)」の略。