うす‐さびし・い【薄寂しい】
[形][文]うすさび・し[ク]なんとなくさびしく感じられる。「銀作は着いた当座の—・い悔いも忘れて」〈康成・二十歳〉
うすさま‐みょうおう【烏芻沙摩明王】
《「烏芻沙摩」は梵Ucchuṣmaの音写。汚れを転じて清浄にする意》不浄なところに祭られる明王。忿怒(ふんぬ)形で火炎の中にあり、二臂(にひ)・四臂などいろいろの形相をとる。密教などでは便所の守...
うす‐ざむ・い【薄寒い】
[形][文]うすざむ・し[ク]《「うすさむい」とも》かすかに寒さを感じる。うそさむい。うすらさむい。「春の宵はまだ—・い」 [派生]うすさむさ[名]
うす‐ざん【有珠山】
北海道南西部、内浦湾に面する二重式活火山。最高峰の大有珠は標高733メートル。洞爺(とうや)カルデラの外輪山上にできたもので、明治新山・昭和新山などの寄生火山があり、昭和52年(1977)の大噴...