おん‐の‐ざ【穏の座】
「穏座(おんざ)1」に同じ。
恩(おん)の主(しゅ)より情(なさ)けの主(しゅ)
恩を受けた人よりも情けを受けた人のほうをありがたく思うものである。人は情に感ずるものであるということ。
おん‐の‐じ【御の字】
《江戸初期の遊里語から出た語。「御」の字を付けて呼ぶべきほどのもの、の意から》 1 非常に結構なこと。望んだことがかなって十分満足できること。「出費がこの程度で済めば—だ」 2 最上のもの。「—...
恩(おん)の腹(はら)は切(き)らねど情(なさけ)の腹(はら)は切(き)る
受けた恩に報いるために命を捨てる者は少ないが、義理人情のために命を捨てる者は多い。恩の死にはせねども情けの死にはする。