きぬかけ‐の‐みち【きぬかけの路】
京都市街地北西部、衣笠山の麓に沿って金閣寺から仁和寺に至る通りの呼び名。途中、竜安寺を経る。全長約2.5キロ。
きぬかけ‐やま【衣掛山】
京都市にある衣笠山(きぬがさやま)の異称。宇多法皇が夏に雪景色を所望して、この山に白衣をかけさせたところからの名という。
きぬ‐かずき【衣被】
1 平安時代ごろから、上流の婦人が外出するとき、顔を隠すために衣をかぶったこと。またその衣や、それをかぶった女性。中世以降は単衣(ひとえ)の小袖(こそで)を頭からかぶり、両手で支えて持った。かず...
きぬ‐かつぎ【衣被ぎ】
1 《女房詞から》小粒の里芋を皮のままゆでるか蒸すかしたもの。皮をむき、塩などをつけて食べる。《季 秋》 2 ⇒きぬかずき
きぬ‐かぶり【衣被り】
僧などが用いた、衣被(きぬかずき)に似たかぶりもの。「時々—したるをうち脱ぎ」〈宇治拾遺・五〉