くさ‐かい【草飼ひ】
《「くさがい」とも》馬に草を与えること。「馬の—、水便、共に良げなり。しばし降りゐて馬休めん」〈平家・七〉
くさかい‐どころ【草飼ひ所】
まぐさをとるために与えられた領地。「一所(いっしょ)賜はりて、馬の—をもし給へ」〈曽我・八〉
くさ‐かげ【草陰】
茂った草の陰。草むらの中。
くさかげ‐の【草陰の】
[枕]地名の「荒藺(あらゐ)」「安努(あの)」にかかる。「—荒藺の崎の笠島を」〈万・三一九二〉
くさかげのこみちにて【草陰の小径にて】
《原題、(チェコ)Po zarostlém chodníčku》ヤナーチェクのピアノ曲集。第1集は1901年から1908年にかけて作曲。第2集はのちに未発表作品を組み合わせて1942年に発表され...