く‐せ【救世】
《「くぜ」「ぐせ」「ぐぜ」とも》仏語。 1 世の人々を苦しみの中から救うこと。 2 仏・菩薩(ぼさつ)の通称。 3 観世音菩薩のこと。
くぜ【久世】
姓氏の一。 [補説]「久世」姓の人物久世光彦(くぜてるひこ)久世広周(くぜひろちか)
く‐ぜち【口舌/口説】
1 「くぜつ(口舌)1」に同じ。 2 「くぜつ(口舌)2」に同じ。「三人(みたり)ばかり、病事、—」〈かげろふ・下〉
く‐ぜつ【口舌/口説】
1 言葉。弁舌。また、口先だけのもの言い。おしゃべり。多弁。「恋の—」「—の徒」 2 言い争い。文句。特に江戸時代、男女間の痴話げんか。「かやうの—の絶えぬは、これゆゑにこそ」〈著聞集・一六〉
ぐぜり【口舌り】
《「くぜり」とも》鳥が、本来のさえずりよりも小さな声で鳴くこと。→口舌(くぜ)る