くろい【黒井】
姓氏の一。 [補説]「黒井」姓の人物黒井健(くろいけん)黒井千次(くろいせんじ)
くろ・い【黒い】
[形][文]くろ・し[ク] 1 墨のような色をしている。「—・い色の服」 2 黒みがかっている。黒に近い色である。「日に焼けて—・い顔」「冬の—・い海」 3 汚れて黒ずんでいる。きたない。「—・...
くろいあめ【黒い雨】
井伏鱒二(いぶせますじ)の小説。昭和40〜41年(1965〜1966)発表。広島の原爆を扱った記録的作品。黒い雨に打たれた姪の結婚話が破談になるのを通して、原爆の悲劇を日常生活の場で描く。 ...
くろい‐あめ【黒い雨】
核兵器、原子炉事故等による核爆発で生じた放射性物質と、高熱で瞬時に燃焼した家屋、樹木の煤(すす)などが強い上昇気流に乗って高空に達し、発生した雨雲から雨となって落下したもの。煤が溶け込んで黒い。...
くろいいえ【黒い家】
貴志祐介の小説。平成9年(1997)、第4回日本ホラー小説大賞を受賞し、同年に刊行。保険金殺人をテーマとするサスペンス。平成11年(1999)森田芳光監督により映画化。
くろい‐けん【黒井健】
[1947〜 ]絵本作家・イラストレーター。新潟の生まれ。本名、健(たけし)。絵本編集者を経てイラストレーターに転身。新美南吉の童話「ごんぎつね」などの絵を手がけた。色鉛筆を使った、繊細で柔らか...
くろい‐せんじ【黒井千次】
[1932〜 ]小説家。東京の生まれ。本名、長部舜二郎(おさべしゅんじろう)。「内向の世代」の作家の一人。富士重工勤務のかたわら、企業の労働者を描いた「時間」を執筆。他に「群棲(ぐんせい)」「カ...
クロイソス【Kroisos】
[?〜前546]リディア王国最後の王。在位、前560ころ〜前546。小アジアのギリシャ人を征服し、巨万の富を築いた。のち、ペルシアに敗れ、アポロンに助けられたという。
くろいた‐かつみ【黒板勝美】
[1874〜1946]歴史学者。長崎の生まれ。号、虚心。東大教授。「国史大系」の校訂に従事。日本古文書学の確立者。エスペラント語の開拓者でもある。著「国史の研究」「虚心文集」など。
クロイツァー【Leonid Kreutzer】
[1884〜1953]ロシア生まれのピアノ奏者。1909年、ドイツへ移って活躍。のち日本に定住、東京音楽学校教授となり、多くの門人を育てた。