け‐だし【蹴出し】
和装で、女性が腰巻の上に重ねてつける布。裾よけ。
けだし【蓋し】
[副] 1 物事を確信をもって推定する意を表す。まさしく。たしかに。思うに。「—その通りであろう」 2 (あとに推量の意味を表す語を伴って)もしかすると。あるいは。「百(もも)足らず八十隅坂(や...
けだし‐く【蓋しく】
[副](あとに推量の意味を表す語を伴って)おそらく。ひょっとして。「吾妹子(わぎもこ)が形見の合歓木(ねぶ)は花のみに咲きて—実にならじかも」〈万・一四六三〉
けだしく‐も【蓋しくも】
[副]《副詞「けだしく」+係助詞「も」から》 1 (あとに推量または疑問の意味を表す語を伴って)おそらく。ひょっとしたら。「なぞ鹿のわび鳴きすなる—秋野の萩や繁く散るらむ」〈万・二一五四〉 2 ...