じょう‐し【上士】
1 徳があり、すぐれた人。 2 身分の高い武士。⇔下士。 3 菩薩(ぼさつ)の異称。
じょう‐し【上巳】
五節句の一。陰暦3月の最初の巳(み)の日。のちに3月3日。古く、宮中ではこの日に曲水の宴が行われた。また、民間では女児の祝い日としてひな祭りをするようになった。桃の節句。ひなの節句。重三(ちょう...
じょう‐し【上司】
1 その人より役職が上位の人。上役。「—の許可を得る」 2 その官庁の上級の官庁。 3 荘園制で、現地で実務にあたる下司(げし)に対し、在京の荘官。預かり所(どころ)。
じょう‐し【上使】
1 朝廷・主家などの上級者から上意伝達のため派遣される使者。 2 江戸幕府から諸大名などに上意伝達のために派遣した使者。先方の身分に応じて、老中・奏者番・高家(こうけ)・小姓・使い番などが任ぜられた。
じょう‐し【上肢】
人間の腕や手。上腕・前腕・手を含めていう。⇔下肢。
じょうし【情死】
[共通する意味] ★愛する者同士が一緒に死ぬこと。[英] a lovers' suicide[使い方]〔情死〕スル▽前途を悲観して情死した〔心中〕スル▽妻子ある男性と夫のいる女性とが心中した▽一...
じょうし【上司】
[共通する意味] ★役職が、当人よりも上位にある人。[英] one's superior[使い方]〔上司〕▽上司の許可を得る▽上司に取り入る〔上役〕▽上役のご機嫌をとる▽上役ににらまれる〔上官〕...
じょうし【城址】
[共通する意味] ★かつて城のあった跡。[英] the ruins of a castle[使い方]〔城址〕▽城址には石垣だけが残っている▽城址公園〔城跡〕▽城跡が公園になっている[使い分け]【...
じょうしき【常識】
[共通する意味] ★知っている事柄や人間として備えているべき事柄。[使い方]〔知識〕▽海外旅行をして外国についての知識を深める▽印刷に関する知識が豊富だ▽知識人▽知識欲〔常識〕▽常識がない人▽目...
じょうしきまく【定式幕】
[共通する意味] ★舞台で使う幕。[英] a drop curtain[使い分け]【1】「緞帳」は、厚地の模様入りの幕で、観客席に一番近い所に下げてある幕。巻いて上げ下ろしをする。【2】「黒幕」...
じょうしゃひっすい【盛者必衰】
この世は無常であり、勢いの盛んな者もついには衰え滅びるということ。この世が無常であることをいう。▽仏教語。「盛者」は「しょうじゃ」「しょうしゃ」とも読む。『平家物語へいけものがたり』の冒頭の「…沙羅双樹さらそうじゅの花の色、盛者必衰のことわりをあらわす」の句は有名。
じょうしょうかおく【畳牀架屋】
重複して、無駄なことをすること。床の上に床を張り、屋根の上にさらに屋根を作るという意味。また、真似まねばかりしていることもいう。
じょうしょてんめん【情緒纒綿】
情緒が深くて離れがたいさま。▽「情緒」は、おりにふれて起こる、さまざまな思い・感情・気分。「纒綿」は、心にまとわりついて離れないさま。「緒」は「ちょ」とも読む。
じょうしょてんめん【情緒纏綿】
喜怒哀楽などの感情が深く突き動かされ、離れがたいこと。趣や雰囲気、情愛などがいつまでも心にまとわりつくこと。また、愛情がこまやかなことにもいう。