すぎ‐う【杉生】
杉が生い茂っている所。すぎふ。「けふみれば花も—に成にけり」〈散木集・六〉
すぎうら【杉浦】
姓氏の一。 [補説]「杉浦」姓の人物杉浦重剛(すぎうらしげたけ)杉浦茂(すぎうらしげる)杉浦乗意(すぎうらじょうい)杉浦忠(すぎうらただし)杉浦非水(すぎうらひすい)杉浦明平(すぎうらみんぺい)...
すぎうら‐しげたけ【杉浦重剛】
[1855〜1924]教育家。近江(おうみ)の生まれ。名は「じゅうごう」とも。雑誌「日本人」、新聞「日本」の創刊に尽力。欧化主議に反対して日本主義を主張した。日本中学校校長・東宮御学問所御用掛を...
すぎうら‐しげる【杉浦茂】
[1908〜2000]漫画家。東京の生まれ。洋画家として帝展に入選後、田河水泡(すいほう)の弟子となり、少年向けの時代もの・冒険漫画で人気を得る。独特の世界観をもつギャグ作品は、時代を先取りして...
すぎうら‐じょうい【杉浦乗意】
[1701〜1761]江戸中期の装剣金工家。信濃の人。通称、仙右衛門。江戸に出て奈良派の門に入る。肉合(ししあ)い彫りを創始し、主に小柄(こづか)を制作した。奈良三作の一人。