すぎ‐やき【杉焼(き)】
魚肉や貝、野菜などを杉板の箱に詰めて焼き、杉の香りを移した料理。折(へ)ぎ焼き。《季 冬》
すぎやま【杉山】
姓氏の一。 [補説]「杉山」姓の人物杉山杉風(すぎやまさんぷう)杉山丹後掾(すぎやまたんごのじょう)杉山元治郎(すぎやまもとじろう)杉山寧(すぎやまやすし)杉山和一(すぎやまわいち)
すぎやまじょがくえん‐だいがく【椙山女学園大学】
名古屋市千種(ちぐさ)区に本部のある私立大学。明治38年(1905)設立の裁縫女学校に始まり、昭和24年(1949)新制大学として発足。
すぎやま‐りゅう【杉山流】
鍼術(しんじゅつ)の流派の一。元禄年間、杉山和一が始めた。
すぎ‐やりど【杉遣り戸】
杉材で作った引き戸。
すぎやま‐こういち
[1931〜2021]作曲家。東京の生まれ。本名、椙山浩一。CMソングや歌謡曲を多数作曲。競馬場のファンファーレや、テレビゲーム「ドラゴンクエスト」の音楽を手がけたことでも知られる。代表作「亜麻...
すぎやま‐さんぷう【杉山杉風】
[1647〜1732]江戸中期の俳人。蕉門十哲の一人。江戸の人。通称、鯉屋市兵衛。別号、採荼庵(さいたあん)・蓑翁(すいおう)。深川の芭蕉庵の提供など、芭蕉を経済的に援助した。著「常盤屋句合(と...
すぎやま‐たんごのじょう【杉山丹後掾】
江戸前期の古浄瑠璃の太夫。江戸浄瑠璃の祖。京都の人といわれる。通称、七郎左衛門。滝野検校(けんぎょう)に学び、江戸に出て操り芝居を興行。承応元年(1652)受領して「天下一」の称を冠せられた。生...
すぎやま‐もとじろう【杉山元治郎】
[1885〜1964]農民運動家・政治家。大阪の生まれ。クリスチャンとなり、東北地方で伝道活動に従事。大正11年(1922)賀川豊彦らと日本農民組合を結成。昭和7年(1932)以後、衆議院議員。...
すぎやま‐やすし【杉山寧】
[1909〜1993]日本画家。東京の生まれ。松岡映丘(まつおかえいきゅう)に師事。理知的な構図と清新な画風で戦後の日本画壇をリードした。文化勲章受章。