ぞう‐じ【造寺】
寺院を建てること。
ぞう‐じ【造次】
《古くは「そうし」「ぞうし」とも》とっさの場合。ごく短い時間。「尊い神の道を奉じて—にも顛沛(てんばい)にも神の御恵を感謝せねばなりませぬ」〈魯庵・社会百面相〉
ぞう‐じ【雑事】
1 雑多な事柄や用事。ざつじ。「—ども仰せられつるついでに」〈源・浮舟〉 2 中世、年貢以外の種々の租税や労役。
ぞうじ‐し【造寺司】
古代、寺院の造営や造仏の際、臨時に置いた職。造東大寺司など。
ぞうじ‐てんぱい【造次顛沛】
《「論語」里仁の「君子は食を終うる間も仁に違(たが)うこと無し。造次にも必ず是(ここ)に於いてし、顛沛にも必ず是に於いてす」から》とっさの場合とつまずいて倒れる場合。わずかな時間のたとえ。