た‐うえ【田植(え)】
苗代で育てた稲の苗を水田に移し植えること。《季 夏》「渓流の音に雨添ふ—かな/水巴」
たうえ‐うた【田植(え)歌/田植(え)唄】
民謡の一つで、田植えをしながらうたう仕事歌。もと、田の神をたたえて豊作を祈願するためのもの。上代から行われ、田舞・田歌などにも取り入れられている。さおとめうた。さつきうた。
たうえ‐おどり【田植(え)踊(り)】
東北地方で小正月に行われる、田遊びを風流(ふりゅう)化した踊り。地方によってはえんぶり・春田打ちなどともいう。
たうえ‐き【田植(え)機】
イネの苗を田に移植する機械。箱育苗(マット苗・ポット苗)を台にのせ、植えつけ爪で一株ずつ挟み出しながら一定間隔に植えつける。
たうえ‐じょうぎ【田植(え)定規】
田植えのとき、苗の間隔を一定にするため、田に目印をつける農具。