だ‐ざい【大宰/太宰】
《古くは「ださい」とも》 1 「大宰府」の略。 2 大宰府の官人。 [補説]ふつう、官名は「大」、地名は「太」と書き分ける。
だざい【太宰】
姓氏の一。 [補説]「太宰」姓の人物太宰治(だざいおさむ)太宰春台(だざいしゅんだい)
だ‐ざい【堕在】
[名](スル)悪い場所や下の地位に落ちて、そのままそこにとどまること。「英霊の俊児、亦遂に鬼窟裏に—して」〈漱石・野分〉
だ‐ざい【堕罪】
罪に落ちること。罪人となること。
だざいおさむとわたし【太宰治と私】
石上玄一郎の回想録。副題「激浪の青春」。昭和61年(1986)刊行。旧制弘前高等学校で同学年に在籍した太宰治との青春時代や再会を描く。