でんがかのしゅうへん【澱河歌の周辺】
安東次男による文芸評論。昭和37年(1962)刊行。第14回読売文学賞評論・伝記賞受賞。
でん‐がく【田楽】
1 初め民間の農耕芸能から出て、平安時代に遊芸化された芸能。田植えのときに、田の神を祭って歌い舞ったのが原形で、鎌倉時代から室町時代に流行、専業の田楽法師も出た。能楽のもとである猿楽(さるがく)...
でんがく‐がえし【田楽返し】
1 歌舞伎の大道具の一。背景の書き割りの一部を切り抜き、上下または左右の中心を軸に回転させ、背面を出す仕掛け。 2 田楽豆腐の両面をあぶるときの動作のように、左右にはねかえすこと。「右と左へ一時...
でんがく‐ざし【田楽刺(し)】
田楽豆腐のように、槍などでまん中を刺しつらぬくこと。いもざし。
でんがく‐どうふ【田楽豆腐】
長方形に切った豆腐を串(くし)に刺して火であぶり、味噌を塗ってさらに焼いたもの。田楽。おでん。《季 春》