とこ‐なか【床中】
寝床のなか。寝床の中央。「枕よりあとより恋のせめ来ればせむかた無みぞ—にをる」〈古今・雑体〉
とこ‐なつ【常夏】
1 一年中が夏であること。常に夏のような気候であること。「—の国」 2 セキチクの変種。多くの品種があり、花は濃紅色のほか、白色や絞りなど。名は、春から秋にかけて咲きつづけることに由来。《季...
とこ‐なつか・し【常懐かし】
[形シク]常に心が引かれ、親しみやすい。「なでしこの—・しき色を見ばもとの垣根を人やたづねむ」〈源・常夏〉
とこなつ‐づき【常夏月】
陰暦6月の異称。
とこなつ‐に【常夏に】
[副]夏中ずっと。また、毎年の夏ごとに。「立山(たちやま)に降り置ける雪の—消(け)ずて渡るは神(かむ)ながらとそ」〈万・四〇〇四〉