なか‐がい【仲買】
物品や権利の売買の媒介をして営利をはかること。また、それを業とする人。ブローカー。「—人」 [補説]仲買は、卸売業者と小売業者の間に介在して大口の商品を分け売りしたり、複数の生産者から生産物を買...
なかがい‐しょう【仲買商】
⇒仲買人
なかがい‐にん【仲買人】
1 仲買の業務を行う人。仲買。仲買商。ブローカー。 2 卸売市場の「仲卸業者」の旧称。
なか‐がき【中垣】
隣家との隔ての垣根。また、人との仲を隔てるもののたとえ。「—の隔てが出来て、ロクロクも話せなかったから」〈左千夫・野菊の墓〉
なか‐がみ【天一神/中神】
陰陽道(おんようどう)で、八方を運行し、吉凶禍福をつかさどるとされる神。己酉(つちのととり)の日に天から下り、東・西など四方に5日ずつ、北東・南東など四隅には6日ずついて合計44日、癸巳(みずの...
なかがみ‐けんじ【中上健次】
[1946〜1992]小説家。和歌山の生まれ。故郷の紀州熊野の風土を背景に、複雑な血縁関係の愛憎に生きる人間を描いた作品を発表。「枯木灘」で芸術選奨新人賞を受賞。他に「岬」「地の果て至上の時」など。
なかがわ‐おつゆう【中川乙由】
[1675〜1739]江戸中期の俳人。伊勢の人。通称、喜右衛門。別号、麦林舎・梅我。岩田涼菟(いわたりょうと)に師事。伊勢派の中心人物。平俗軽妙な作風で知られた。編著「麦林集」「伊勢新百韻」など。
なかがわ‐かずまさ【中川一政】
[1893〜1991]洋画家。東京の生まれ。春陽会の創立に参加。躍動感あふれる筆触と独自の詩情で知られる。日本画・随筆・書・陶芸などでも活躍。文化勲章受章。
なかがわ‐じゅんあん【中川淳庵】
[1739〜1786]江戸中期の蘭医。江戸の人。名は玄鱗(げんりん)。本草学・蘭学を学び、杉田玄白らと「解体新書」を翻訳。オランダ医ツンベルクと交流があった。著「和蘭局方」「和蘭薬譜」など。
なかがわ‐のぶお【中川信夫】
[1905〜1984]映画監督。京都の生まれ。榎本健一の出演作を数多く手がけ、テンポのよいギャグを連発する作品で庶民の人気を集めた。戦後はさまざまなジャンルの作品を生み出し、特に怪談映画で高い評...