ふ‐じつ【不日】
日数をあまりへないこと。すぐであること。副詞的にも用いる。「—上京するつもりだという手紙を」〈藤村・新生〉 「—の間に…井の底までもさがすべしと風聞す」〈浮・伝来記・一〉
ふ‐じつ【不実】
[名・形動] 1 誠実でないこと。誠意や情味に欠けていること。また、そのさま。「—な恋人をなじる」 2 事実でないこと。いいかげんなこと。偽り。「—の申し立てをする」
ふ‐じつ【富実】
豊かで充実していること。「国の—日に似て欠乏に就き」〈西周・明六雑誌一二〉
ふじつ‐こくち【不実告知】
事業者が消費者と契約を結ぶ際に、重要事項について客観的事実と異なる説明をすること。消費者契約法では、不実告知により消費者に誤認が生じた場合、消費者は当該契約を取り消すことができるとされる。「便利...
ふじつぼ【藤壺】
《庭に藤を植えていたところから》飛香舎(ひぎょうしゃ)の異称。 源氏物語中の人物。桐壺帝の女御、のち中宮。光源氏との間に冷泉(れいぜい)帝をもうける。桐壺帝の崩御後、出家して尼となる。光源氏...