おおな‐おおな
[副] 1 人目をはばからず夢中になるさま。本気になって。ひたすら。「—言出づることをものうくはもてなすべきぞ」〈源・早蕨〉 2 思慮に欠け軽はずみなさま。うっかり。うかうかと。「民部卿などの、...
こと‐い・ず【言出づ】
[動ダ下二] 1 言い出す。ことず。「おほなおほな—・づる事を物憂くはもてなすべきぞ」〈源・早蕨〉 2 楽器の音を出す。「想夫恋(さうふれん)は、心とさしすぎて—・で給はむや」〈源・横笛〉
ゴメラ‐とう【ゴメラ島】
《La Gomera》大西洋、モロッコ沖にあるスペイン領カナリア諸島を構成する島の一。中心地はサンセバスティアン。1492年、コロンブスが大西洋を横断する際に最後の寄港地とした。標高1487メー...
いら・れる【焦れる/苛れる】
[動ラ下一][文]いら・る[ラ下二]心が落ち着かないで、いらだつ。「身は弥々(いよいよ)危く心は益々—・れる」〈風葉・下士官〉 「心もとなけれど、なほなほとうちつけに—・れむも様あしければ」〈源...
よこ‐ごと【横言】
中傷する言葉。よこしまごと。「垣ほなす人の—繁みかも逢はぬ日まねく月の経ぬらむ」〈万・一七九三〉