まるやま【丸山】
長崎市の遊郭のあった所。遊里は江戸初期に始まり、京の島原、江戸の吉原、大坂の新町と並んで繁栄した。
まるやま【丸山】
姓氏の一。 [補説]「丸山」姓の人物丸山薫(まるやまかおる)丸山健二(まるやまけんじ)丸山権太左衛門(まるやまごんだざえもん)丸山定夫(まるやまさだお)丸山真男(まるやままさお)
まるやま【円山】
姓氏の一。 [補説]「円山」姓の人物円山応挙(まるやまおうきょ)
マルヤマアイト【maruyamaite】
⇒丸山電気石
まるやま‐がわ【円山川】
兵庫県中央北部を流れる川。朝来(あさご)市生野町の円山(標高640メートル)付近に源を発して北流し、養父(やぶ)市・豊岡市を流れ日本海に注ぐ。長さ68キロ。流域の豊岡盆地は穀倉地帯。また、付近に...
まるやま‐おうきょ【円山応挙】
[1733〜1795]江戸中期の画家。円山派の祖。丹波の人。通称、主水(もんど)。初め石田幽汀に狩野派を学ぶ。のち眼鏡絵(めがねえ)の制作などを通して西洋画の透視図法を学ぶ一方で中国の写生画を研...
まるやま‐かおる【丸山薫】
[1899〜1974]詩人。大分の生まれ。詩誌「四季」の中核の一人として、浪漫的叙情詩に光彩を放った。詩集「帆・ランプ・鴎」「連れ去られた海」など。
まるやま‐けんじ【丸山健二】
[1943〜 ]小説家。長野の生まれ。「夏の流れ」で芥川賞受賞。結婚後、郷里長野に帰り、大自然の中で作家活動を展開する。他に「朝日のあたる家」「黒い海への訪問者」「ときめきに死す」「虹(にじ)よ...
まるやま‐さだお【丸山定夫】
[1901〜1945]新劇俳優。愛媛の生まれ。築地小劇場に加わったが、分裂後は新築地劇団に参加。のち、徳川夢声らと苦楽座を結成、移動演劇隊を率いて広島巡演中に原爆死した。
まるやま‐まさお【丸山真男】
[1914〜1996]政治思想史学者。大阪の生まれ。東大教授。昭和21年(1946)「超国家主義の論理と心理」を発表し、日本の超国家主義を分析。その後も日本型ファシズムと天皇制国家などを論じ、第...