みや‐ざ【宮座】
近畿地方を中心に中国・九州地方に多く見られる、神社祭祀(さいし)の特定集団。氏子の中の一定の人々が中心になって氏神の祭祀を行う。
みやざき【宮崎】
九州地方南東部の県。日向灘(ひゅうがなだ)に面する。もとの日向の大部分にあたる。人口113.5万(2010)。 宮崎県南東部の市。県庁所在地。宮崎平野南部の大淀川河口域に位置し、商業が発達。...
みやざき【宮崎】
姓氏の一。 [補説]「宮崎」姓の人物宮崎市定(みやざきいちさだ)宮崎寒雉(みやざきかんち)宮崎湖処子(みやざきこしょし)宮崎三昧(みやざきさんまい)宮崎滔天(みやざきとうてん)宮崎駿(みやざきは...
みやざき‐いかだいがく【宮崎医科大学】
宮崎県清武町(現宮崎市)にあった国立大学。昭和49年(1974)設置。平成15年(2003)宮崎大学と統合し、宮崎大学医学部となる。→宮崎大学
みやざき‐くうこう【宮崎空港】
宮崎県宮崎市にある空港。国管理空港の一。昭和29年(1954)開港。昭和18年(1943)につくられた旧日本海軍の基地を前身とする。愛称、宮崎ブーゲンビリア空港。→拠点空港
みやざき‐いちさだ【宮崎市定】
[1901〜1995]東洋史学者。長野の生まれ。京大教授・東洋史学会会長。中国を中心に広くアジア史全般を研究。「九品官人法の研究」で学士院賞受賞。他の著作に「科挙」「中国史」など。平成元年(19...
みやざき‐かんち【宮崎寒雉】
[?〜1712]江戸中期の釜師。能登の人。名は義一。前田家の兵器や鳴物(なりもの)類を鋳造していたが、のち茶の湯釜を作った。子孫は代々寒雉を名のり、現在に至る。
みやざき‐こしょし【宮崎湖処子】
[1864〜1922]詩人・小説家・評論家。筑前の生まれ。本名、八百吉。雑誌・新聞の記者を経て牧師となり、明治の叙情詩の開拓者といわれた。小説「帰省」「空屋」、詩集「湖処子詩集」など。
みやざき‐さんまい【宮崎三昧】
[1859〜1919]小説家。江戸の生まれ。本名、璋蔵。新聞記者のかたわら、歴史小説を発表。作「嵯峨の尼物語」「桂姫」「塙団右衛門」など。
みやざき‐とうてん【宮崎滔天】
[1871〜1922]中国革命の協力者。熊本の生まれ。本名、寅蔵。亡命中の孫文と知り合い、その革命運動を支援した。著「三十三年之夢」など。